全国邦楽合奏フェスティバル

9/1~9/2のワークショップ参加料は、1講座(90分)で1000円とリーズナブル!
なかには、業界では有名な講師もいるので、受けなきゃ損損だと思います。

HPから、ワークショップ情報を見られます。

http://zensokyo.org/fes/index.html

私が面白そうと思っているのは、以下のワークショップ。
(以下、長文。気になるところだけ拾い読みでOKですヨ)

①「尺八古典本曲講習」

②「尺八の基礎練習法と上達のコツ」

尺八を吹き始めて約3年。始めた頃に比べると、かなり音出しが安定してきたが、まだまだ技術的に未熟。
①、②は、私の先生とは違う方が講師なので、どう教えるか気になる。ちなみに、古典本曲は江戸時代に虚無僧が吹いていた独奏曲を指す。(ごく稀だが、2人で吹く曲もある)

③「邦楽器のための音響・録音のコツ」

Jazz等を尺八で吹くとき、マイクを使用している。発音原理がフルートに似ているため、フルートに準じたマイク位置にしているが、もっとよい方法があればと思っている。
音響特性を学んで、ベターなやり方を探すヒントにしたい。

④「音律入門 〜様々な調律法についての学ぶ〜」

古典本曲を演奏しやすいタイプの尺八を自作しているが、伝統的な調律だけでなく、吹くときに西洋音階に合わせやすい調律の尺八を作成したいと思っていて、実験中。レクチャーを通じて、調律のヒントを得たい。

⑤「邦楽器と現代音楽 〜試聴付きレクチャー〜」

私は、Free jazzなどが好きで、その影響でアバンギャルドな音楽に触れる機会が多い。どんなアイディアのもと、邦楽器を使用した音楽づくりが行われるのか気になる。
ちなみに、尺八に関係ある現代音楽の曲だと、武満徹の「ノーヴェンバー・ステップス」が有名だ。
尺八は、切れ目のない連続的な音程変化を出しやすい楽器特性があるため、西洋音階に捉われないアプローチがしやすいと感じている。

⑥「邦楽奏者のためのJAZZ演奏入門」

アマのjazzプレイヤー(サックス等)としては、どんな奏者がレクチャーを受けにくるのか、とても気になるところ。
(私は受講予定なしですが)
講師の香取良彦さんは、1998年頃、NHKの番組「山下洋輔ののジャズの掟」に講師として出演している。
ワークショップは楽器を演奏しない座学のため、ジャズに関係する音楽理論のレクチャーだと勝手に予想。
入門者対象だからこそ、実践中心にしてほしいのが経験者としての率直な本音。西洋楽器でも初心者はアドリブが怖いことが多い。和楽器だとなおさら演奏上ナーバスになり易いと思うので、簡単なアドリブができると実感して自信をつけたほうがよいと思う。(サックスでジャズを吹く私でも、尺八だと、ときどき緊張する)

以上です。